ドイツ通信・復活への甘い希望 - 卵リキュール

【スタッフErikoのドイツ通信 】
先週末、ドイツは冬時間から夏時間に移行しました。

いよいよイースター(復活祭)も目の前、学校も2週間のイースター休暇に入りました。

キリスト教が主流のドイツでは、クリスマスと同様、イエス・キリストの復活を祝うイースターも大切なイベント、各家庭でしっかりお祝いします。

イースターには、卵やウサギなど、生命の復活や豊穣を象徴するモチーフが欠かせません。

固ゆで卵に彩色や装飾を施したイースターエッグや、ウサギの形のチョコレートは、復活祭のプレゼントとして、子どもにも大人にも不動の人気です。

また各家庭の地下室には、卵やウサギをかたどったイースター用の飾りや置物が保管されています。

そして、生の卵黄をふんだんに用いた甘い卵リキュールも、復活祭の時期ならではのスペシャルアイテム。

お店でも買えますが、愛情のこもったホームメードなら、その味わいも格別。

今年も義母が手作りを届けてくれました。

義母レシピでは、何と卵12個分の卵黄を一度に使用。

そこに砂糖とコンデンスミルク、最後にアルコールを加えて完成です。

日本の感覚だと、そんなにたくさんの卵を一度に使ってしまうダイナミックなレシピってあまりないですよね。

とろりとクリーミーで、優しい甘さ、更にアルコールが大人向けのアクセントになっていて、やめられない・止まらない~!

そんなに甘党でない私も、毎年美味しくいただいています。

ショットグラスに少量ストレートで飲んでももちろん美味しいんですが、他にも卵リキュールの美味しい使い方がたくさんあります。

例えば、卵リキュールケーキ。
これは正に誘惑のスイーツですね。

ちなみに、写真の飾りのニンジンは本物、緑の部分はヘーゼルナッツを刻んだものだそうです。

またホットドリンクとして、「卵リキュールパンチ」もおすすめ。

牛乳やラム酒と一緒にリキュールを温めてカップに注ぎ、ホイップクリームとココアパウダーを添えていただきます。

だんだんと春めいてきてはいるものの、朝夕はまだまだ肌寒い微妙な季節。
身体がほかほか温まるパンチもまだ活躍しそうです。

ドイツでは、コロナの変異種が猛威を振るっていて、感染が再び拡大、ロックダウンも再度延長となりました。

がっかりニュースの多い日々ですが、春の息吹に希望のサインも。

そして我が家は今週で「断食・デトックス月間」が終了なので、晴れて甘ーいイースターリキュールで復活祭をお祝いする予定です。

頑張れドイツ、頑張れ世界、頑張れニッポン!

低迷しがちなみんなの元気も、イースター・そして春の到来とともに、復活に向かいますように!

新年度の元気チャージには、ライフサポートブレンドをティータイムにどうぞ!