ドイツ通信・心弾むイチゴの季節
【 スタッフErikoのドイツ通信 】
5月も半ばを迎え、新緑がますます深まってきました。
しばらくロックダウンが続いていたドイツですが、ここへきて各種制限が徐々に緩和されはじめました。
子どもたちも上級生から順に登校を再開。お店も営業を再開して、街にこの季節らしいすがすがしい活気が戻ってきた印象です。
そんな中、ドイツはイチゴのシーズンを迎えています。
先日スパイスを買いにマーケットに行ったら、ほかのフルーツとともにイチゴがたくさん出ていました。
ここしばらくの外出制限で、どうも季節の感覚が少しずれてしまってるなか、「あぁ、いつの間にか今年もイチゴの時期がきたんだなぁ」と、なんだか感慨を覚えました。
この辺りでは、特に、ボーデン湖地方のイチゴが多く出回っているようです。
ボーデン湖は、ドイツ・オーストリア・スイスの国境地帯に位置する湖。
この地域はフルーツ天国として知られており、湖畔ではワイン生産用のブドウが多く栽培されているほか、良質なリンゴや洋ナシの産地としても有名です。
数あるフルーツのなかでも、ベリー類が特に好きな私にとって、これから夏にかけて正に心弾む季節。
今年も甘ーいイチゴをたくさんエンジョイしたいです。
この時期、街のマーケット以外でもイチゴオンリーのスタンドがあちこちに登場します。
よく利用するバス停のそばにも、近所の郵便局のそばにも、いつの間にかイチゴスタンドが出現していて、誘惑が多くて困ります(苦笑)。
誘惑の危険と言えば、ベーカリーも同様です。
フレッシュなイチゴを使ったデニッシュ、ぷるぷるのソフトなプリンにイチゴをあしらったイチゴトルテ、イチゴのチョコレートがけデザート、等々。
それぞれのお店が趣向をこらしたイチゴスイーツを提供しています。
我が家では、毎週届くBIO野菜&フルーツデリバリーに入っていたフレッシュイチゴをプラスして、更にイチゴ度をupしてみました。
先日制限緩和で久しぶりにカットに訪れた美容院でも、「近くのカフェのイチゴ入りのロールケーキが美味しくて、ついつい食べ過ぎちゃうのよね」と美容師さんが言ってました。
コロナ対策による各種制限で、どうもいつもと勝手がちがって戸惑うこともありますが、こうして例年と変わらずイチゴのシーズンがちゃんとやってきてくれて、なんだか心強いです。
季節が巡るって本当にありがたいことなんですね~!
マリエンのベリー系ハーブティーといえば、冷えシーズンブレンド。
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