ドイツ通信・甘酸っぱい初夏の幸せ 「ルバーブケーキ」

【 スタッフErikoのドイツ通信 】

ルバーブという野菜をご存じですか。

日本語では「ショクヨウダイオウ」などと呼ばれているようです。地下茎の植物で、太くて肉質の葉柄の部分を食用にします。

食用とされるようになったのは割と最近のようですが、薬用としての歴史は長く、ルバーブの語源はなんと古代ギリシアにまで遡るという説も。


ドイツでは、毎年新緑が深まる今頃、ルバーブが店頭に出回ります。旬の時期が短いので、「この期ならでは」のスペシャル間にあふれたちょっと贅沢な野菜のイメージです。

生のルバーブはガリガリした触感で、強い酸味があります。ですので、そのまま食べることは少なく、大抵はジャムやコンポートにしたり、ケーキやパイに入れたりなど、火を通して甘みをつける食べ方が一般的です。

先日、我が家に毎週届くBIO野菜&フルーツのデリバリーにも、季節野菜のルバーブが入っていました。

そこで、以前に友人からレシピを伝授してもらっていた「ルバーブケーキ」を作ってみました。



ルバーブスイーツの多くは、生地とフィリングを別々に作って重ねたり、焼いている途中で1度オーブンから出してシュトロイゼル(バター・砂糖・小麦粉を混ぜたケーキ用のトッピング)やメレンゲを乗せて再びオーブンに戻したりと、けっこう手間がかかります。

それで、面倒くさがりな私はどうも腰が上がらなくて、ここ何年も焼いてなかったんですが、友人に教えてもらったレシピは、材料を全部混ぜて焼くだけ、「手軽で美味しいよ」とすすめられたので、モチベーションがupしました。



作り方は本当に簡単。

まずルバーブをきれいに洗い、そのままだとちょっとすじっぽいので、皮をむきます。

それから、卵と砂糖、温めた牛乳とクリーム状のバター、小麦粉とベーキングパウダーをそれぞえ別なボウルで混ぜます。

ドイツのレシピでは、日本と同様、グラム単位で材料が表示されている場合がほとんどですが、このレシピは計量カップで計れるCC表示。キッチン秤要らずでささっと作れちゃうのも魅力です。



クリーム状の材料を混ぜて、そこに小麦粉を加え、最後に一口大に切ったルバーブを加えて、さっくり混ぜれば生地のできあがり。



これをベーキングシートを敷いたオーブンの天板に直接均一に広げます。ケーキ型もなしでつくれるのもいいですね。

200度のオーブンで30分ほど焼いたらできあがり。



これまでのルバーブレシピに比べても超簡単。
しかも劇ウマ!



友達のアドバイス通り、翌日はしっとり味がなじんで更に美味しくなりました。

午後のコーヒーにぴったりのスイーツ。やみつきになりそうでちょっと怖い♪



甘酸っぱい初夏のテイストとともに、南ドイツも確実に夏へと歩みを進めています。

ケーキのお供には、甘酸っぱいハーブティー・冷えシーズンブレンドをどうぞ。