ドイツ通信・フラワーパワーに春の兆し

【スタッフErikoのドイツ通信 】3月ですね♪

ロックダウン延長が繰り返されているドイツですが、この間に季節は巡り、少しずつ春の気配。 ヒヤシンス戸外の空気も軽やかさを増し、テラスでコーヒーが飲めるくらい日差しも暖かくなってきました。

春といえば、植物が芽吹き、日常にまた色彩戻ってくる季節ですね。

日本と同様、ドイツでも季節の花を室内に飾って楽しむ習慣があります。

まず、コンスタントな人気のヒアシンス。
ヒヤシンスのアレンジメント
小さな花々のまとまりが一つの花として大きく自己主張、スイートな香りも印象的です。

そして圧倒的存在感のチューリップ。チューリップとヒヤシンスの鉢植え道端に咲いていても、室内に飾られていても、どこでも絵になるダイナミックが素敵ですね。チューリップとプリメールの鉢植えまたスイセンも、春を象徴する花の一つ。
チューリップとクロッカスの鉢植えにリンゴをそえて
水面に映る自らの姿に故意をしてスイセンの花になってしまった美少年ナルキッソスの神話は日本でもよく知られていますが、これにちなんでこの花はドイツ語では「ナルチッセ」と呼ばれています。

ドイツでポピュラーな春の花といえば、プリメールも忘れてはいけません。プリメールの花図鑑をひくと、日本語では「サクラソウ」と出てきますが、ドイツで出回っているのは控えめな印象の日本のあのサクラソウとはちょっと違った元気もりもりなイメージ。 同じお花でも品種が違うのかもしれません。

様々な色のものがあり、また1つのお花でも一色のものからマルチカラーのものなど他種多様で、自由自在のアレンジできます。

室内だけでなく、テラスにお花があると、ずっと華やいだ雰囲気になりますよね。
春の花の鉢植えでにぎやかなテラス
パンジーやクロッカス、ワスレナグサやラッパスイセンなど、この季節ならではのお花をお家の雰囲気や気分に合わせて組み合わせてみるのも楽しいですね。

ちなみにラッパスイセンは、ドイツ語では「オースターグロッケ (復活祭のベル)と呼ばれています。 釣り鐘型のお花が名前の由来でしょうか。

オースターグロッケが咲いたら、「もう春も近いよ」という希望のサインです。
チューリップとクロッカスの鉢アレンジメント
お花には強い生命力がたくさん込められています。

春のお花が近くにあるだけで、長引くロックダウンで疲弊しがちな心身にまたエネルギーが吹き込まれるように感じます。

2月14日バレンタインデー、今年はロックダウン中のしかも日曜日でしたが、政府が午前中数時間だけ、事前注文分のピックアップならOKとして例外的にお花屋さんの営業を許可しました。

またロックダウン中は生活必需品以外のお店はずっと休業でしたが、今週から他のビジネスに先駆けて、お花屋さんとガーデンセンターの営業が再開しました。

「商業的・経済的思惑」だけじゃなくて、ドイツ政府がフラワーパワーのポジティブ効果を把握している…のだったらすごい! ともあれ自然の恵みをお届けするマリエンのスタッフとして、うれしい週のスタートになりました。

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ラズベリーリーフ、ネトル、フェンネル、レモンバーム(メリッサ)、ホーステール、ルイボスティー、カレンデュラ、ワイルドストロベリーリーフ、セントジョーンズワート、ヤロウ、カモミール、フラックスシード、ドライオレンジピール、ペパーミント、ローゼフラワー、レモングラス、コーンフラワー、バニラ